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国土交通省の資料によれば、日本の世帯当たりの住み替えによる住宅取得回数は英米の1/3〜1/4。これは結婚して新築の住居を買い、死ぬまでその土地でくらす、というライフスタイルをとる人が多かったためでしょう。

一生に一度の大きな買い物だから、ということで、新築が多く選ぶ人が多いというのも納得がいきます。そのためか、日本の中古住宅の流通量は欧米の1/6程度と言われています。

しかし今、そういった一つの土地に住み続けるというスタイルから、ライフステージに合わせて、適した地域に住み替えていく生き方が注目されています。例えば、子供が小さいうちは自然に囲まれ、子育て支援に力を入れている地域でのびのびと、働き盛りのときは住民税が安く、学校や会社に交通の弁のよい地域へ。老後は医療や介護サービスに力を入れている地域に暮らす。地方への人の流れを作り、東京一極集中を緩和していくということが、国土交通省の「国土グランドデザイン2050」でも書かれており、今後現実のものになっていくでしょう。

人々が住み替えを多くするようになることで、新築の物件以外の選択肢、例えば割安な中古住宅を購入してリフォームを行ったり、空き家をリノベーションした一戸建ての賃貸物件が増えたりと、住まいの形もさまざまに変化していくだろうと言われています。

そのような時代の流れの中で、お手持ちの空き家には新たな生かし方があるかもしれません。

 

弊社では空き家の管理から、そういった空き家活用に関しても相談を受け付けています。ぜひ一度ご相談ください。

 

参考:国土交通省「国土グランドデザイン2050

 

― 空き家王子.com 代表 早水 大輔 ―
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