不用品の賢い処分方法 その1
空き家を解体することになったら、空き家に残っているモノはどう片付けたらよいのでしょうか?
一般的なのは、空き家の解体工事の業者に片付けも同時にお願いする、または解体工事の前に不用品の回収業者に処分を頼むという方法でしょう。どちらも場合も、できれば事前に実際の片付けるモノの量を確認した上で見積もりをしてもらうと安心です。処分するものが業者の想定より多い場合、追加で高額の費用を請求されることがあるためです。
こういった片付け等で出たゴミを回収、運搬するには「一般廃棄物収集運搬業務許可」が必要です。この許可をもたない業者は、不法投棄や、環境に配慮のない処理が行われる可能性が高いので、きちんと許可を受けている業者か確認しましょう。
なお、不用品の量が多いほど処理費用が高くなるため、空き家との距離が近い場合は自治体のゴミ・粗大ゴミ回収を利用し、費用を抑えることをお勧めします。
例えば布団を一枚廃棄する場合、弊社のある加須市では、粗大ゴミは一品500円(定額)で収集してもらえますが、解体業者では2,000円ほどかかることがあるそうです。
また、食品や衣料などはゴミの日に、本や布などは古紙・古布回収に出せば無料で回収してもらえます。
なお、エアコン、テレビ、冷蔵庫・冷凍庫、洗濯機・衣類乾燥機については、家電リサイクル法によって、処理の仕方が決められています。こちらのページで詳しく紹介されているので、参考にしてください。
一般財団法人 家電製品協会「これで解決!家電リサイクル」
空き家王子.COM 代表 早水 大輔