商店街の活性化をはかる鍵とは?
今回も消費者庁の商店街空き店舗実態調査報告書より、「空き店舗対策として効果的だと思う施策」の結果を見てみましょう。
<空き店舗対策として効果的だと思う施策:商店街>
出典:消費者庁「商店街空き店舗実態調査報告書」
http://www.chusho.meti.go.jp/shogyo/shogyo/2017/171115shoutengai.pdf
上から順位に「空き店舗情報の発信、出店希望者等に対する誘致活動」、「所有者へ積極的に活用するよう要請」、「有効利用策を所有者へ提案」となっています。
以前コラムでも触れたように、商店街の空き店舗は、所有者がそのままでいいと思っている割合が比較的高く、商店街に空き店舗がなくならない原因の一つでした。この表からも所有者の意識改革が商店街の活性化の鍵とわかります。
一方、商店街を盛り上げる空き店舗の借り手を誘致するための施策は、行政による施策が期待されているようです。
<空き店舗対策として効果的だと思う施策:行政>
出典:消費者庁「商店街空き店舗実態調査報告書」
1位は「新規出店希望者等の誘致」、2位には「店舗改修またはリノベーション費用に対する補助金」、3位は「空き店舗バンク等による情報の積極的な発信」となっています。
借り手として考えたとき、お店を出す際に必ずかかる費用のうち、特に負担が大きいのがお店の雰囲気に合わせたリノベーション工事です。その費用を補助することは、商店街に出店しようという気持ちを後押しすることにつながるでしょう。
次回からは実際そういったリノベーションを行い、商店街の活性化に繋げていった例をご紹介していきたいと思います。
なお弊社では空き店舗のリノベーション工事も行なっています。ぜひ一度ご相談ください。
― 空き家王子.com 代表 早水 大輔 ―
加須市、羽生市、久喜市の空き家管理は空き家王子.comまでお問い合わせください。
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