ポイントは「塗装工事をどこに依頼するか」
これまでの記事を読んで、外面塗装が住宅の価値を下げないためにどれほど大事なことなのかが分かったと思います。
では、それら補修やメンテナンスは、一体どこに依頼するのが効果的なのかについて紹介していきましょう。
塗装するのですから、作業を依頼するのは確固たる技術を持った専門の塗装会社となります。
そこで気を付けるべき点は、「価格の安さを基準にしないこと」に尽きます。
工賃が安いというとことは、手間や材質にかける費用を抑えているからであり、住宅を長持ちさせるための対処であるはずなのに、確実な効果を得られないまま、結果として早々に再塗装する羽目になってしまう恐れもあるのです。
そこで、塗装工事を依頼する際は、その会社に「塗装技能士」や「ハナコレマイスター」が在籍しているかどうかの確認をすることをおすすめします。
塗装技能士とは、言わずと知れて塗装技能を認定する国家資格で、名称独占資格のこと。
1級から3級まで分かれたそれら資格は、実務経験のある職人に与えられます。
つまり、確固たる経験を持った上で取得するものなので、技術力は折り紙付きです。
さらに「ハナコレマイスター」というのは、住宅塗り替え塗装の色彩選定に特化した、日本ペイントが認定する民間の資格です。
会社によっては、両方の資格保持者を在籍させているところもあるので、ホームページなどで確認してみるとよいでしょう。
空き家王子.COM 代表 早水 大輔