外壁のトラブルとメンテナンス
前回のコラムでは外壁の種類と、外壁塗装の種類について紹介しました。そこで外壁の耐久性に触れましたが、外壁は年数が経つと、以下のようなトラブルが発生してきます。
(出典:価格.com住宅設備・リフォーム「外壁塗装・外壁のリフォーム ポイントと基礎知識」より http://kakaku.com/reform/0107/)
この中で一番に劣化すると思われるのが、シーリング材です。一番手軽な補修方法としては、現在のシーリング材の上に新たに「打ち増し」する方法で、DIYで行う人もいるようです。ただ、耐久性を考えると、劣化したシーリング材をとりはずし、「打ち替え」する方法の方がお勧めです(打ち替えは業者にお願いする方がよいでしょう)。
また、外壁の塗装の剥がれなどの場合は塗装を、サイディングなど外壁材自体が割れる、または反ってしまった場合は、重ね貼り・貼り替えを検討することが必要になります。
保有している空き家の外壁にこういったトラブルがないかどうかをこまめにチェックし、外壁としての機能が損なわれて、家の内部を劣化させたりすることのないように早めに外壁塗装をしてメンテナンスをするようにしましょう。そのことで外壁材の強度を保つことにもつながります。
特に空き家は、家の外観が悪いと空き巣などにも狙われやすいといわれています。外壁塗装をすることで、家の劣化を防ぐと同時に、管理の行き届いた家であることをアピールしましょう。
― 空き家王子.com 代表 早水 大輔 ―
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