空き家のリノベーション活用メリット・デメリット
リノベーションとは、既存の建物にプラスアルファの要素を加えて住宅としての価値を高める手法のことを指します。
メリットを挙げるなら、新築を買うよりも低コストである点と、解体や売却することなく活用できるという二点でしょう。
しかし、良い点ばかりではなく、リノベーションにはそれなりに注意すべき点もあります。
リノベーションとは、建物の「側」をそのまま利用するケースが主です。
つまり、「耐震性」や「現在の建築基準を満たしているかどうか」の二点が懸念されるのです。
それによって、「改修費用が高くつく可能性」も否めません。
さらにバツが悪いことに、リノベーションは住宅ローンの借入れが難しくなるケースがあります。
そこまでしてリノベーションする必要があるのか? と、頭を抱えてしまう方も少なくないでしょう。
しかし、リノベーションは商用目的での利用したい方や、低コストで住宅を所有した方にとっては非常に有効な手段と言えます。
資産計画を十分練り、例え新築を買うくらい出費することになったとしても、その二次的価値に重きを置くことができるなら、おすすめと言えるでしょう。
空き家王子.COM 代表 早水 大輔