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解体は、単に建物を壊して整地すれば終わりというカンタンなものではありません。
単純に建物を壊して廃材を片付けるだけで終わるなら、ものの数日で事足りてしまうでしょう。
しかし、実際はもっと細かい行程に分けられています。以下に解体開始からの流れを簡潔にまとめました。

 

①建設リサイクル法に基づく事前届出書類の作成・提案

②近隣への挨拶

③解体工事開始

④産業廃棄物の運搬・処分

⑤マニフェスト伝票作成

⑥地中障害物の確認

⑦整地・工事完了

⑧工事完了引き渡し

⑨建物滅失登記

 

大きく分けると以上の9工程必要になります。
まず①については自分で出すことも可能ですが、解体業者に代行してもらうことも可能です。
若干料金が増す可能性はありますが、時間がない方などはお願いしてもよいのではないでしょうか。
そして最後の⑨については、解体工事完了後、業者から建造物の取り壊し証明書が渡されるので、それに登記申請書を添付し、司法書士などに渡して処理してもらうか、自身で機関に提出しましょう。

全体的に、他者に委託する事で済むことばかりですが、これら流れはすべて必要な動きなので、見積もり時にどれかの行程が抜けていないかどうか、きちんと事前に確認しておきましょう。

空き家王子.COM 代表 早水 大輔