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例えば映画『となりのトトロ』を見ながら、こんな自然に囲まれた農村に住んでみたいと思ったことはありませんか?日本には、そんな美しい農村が数多く存在しています。

現在、都市部に住む若者を中心に、農村でのライフスタイルに憧れ、平日は都市部で仕事をし、もしくは週末を農村ですごすといった「都市と農村を人々が行き交う『田園回帰』の動き」が注目されています。また定年退職後の男性は農村への移住希望する人が多く、実際にいわゆる「団塊の世代」の過疎地域への定住し、農村で農業を始めるなど、新たな生活を始める人が増えているそうです。

国民意識調査によれば、農村に住むことの良さとして、一番は「自然環境の豊かさ」、その後に生活費の安さ、時間的余裕、広々とした居住環境と続いており、特に住んでみて良い方にギャップを感じるところとして居住環境があげられています。
農村には、若者が都市に出ていってしまうことで住み手のいない良質な空き家が数多く存在しています。そういった空き家は、移住者の求める「広々とした居住環境」として提供できるのではないでしょうか


実際、農村に移住・定住する人たちに、そういった空き家を貸出・売却のする仕組みが作られており、例えば、長野県の移住者向け空き家ポータルサイト「楽園信州空き家バンク」(https://rakuen-akiya.jp/)を見てみると、600件を超える物件が登録されています。(17年11月現在)

空き家王子.COM 代表 早水 大輔