空き家を老朽化させる・・・雨漏り対策その2
前回は雨漏りの原因と被害について見てみました。では実際に空き家に雨漏りが起こってしまったときはどうしたらよいでしょうか。
まずは、まずは雨漏りをバケツなどで受け止めるようにし、工事業者に雨漏りの補修を依頼します。特に台風などのあとは、業者が手一杯になることも多いので、早めに連絡をしましょう。雨漏りは様々な用意な原因が関係していることが多いので、専門の業者にお願いして見てもらうのが安心です。
業者が来てくれるまで日にちがかかる場合、原因箇所が外壁など手の届く範囲であればその部分をブルーシートで覆う、防水テープ(ホームセンターなどにあります)で塞ぐなどの対策をすることができます。屋根に登るのは転落する危険が大きいので絶対にしないようにしましょう。
雨漏りを防ぐ対策として効果的なのは、工事の際に屋根の下葺き材である防水シートを質の高いものにすることです。そうすることで、多少外側の屋根材が痛んでも、かなりの確率で雨漏りを防ぐことができます。(コラム参照)
また雨どいが落ち葉などで詰まって雨水が滞留すると、雨漏りに繋がりますので、水の通り道をきちんと確保しておきましょう。
しかし一番の対策は雨漏りが起こる前にこまめに屋根や外壁の状態を確認し、メンテナンスをすることです。とはいえ、自分自身で壁や外壁の状態を判断することは難しいものです。目安である10年ごとに屋根・外壁のメンテナンスをする、または空き家の管理会社に屋根や外壁などの状態の定期的なチェックをお願いするなどして、大切な空き家を雨漏りの被害から守りましょう。
― 空き家王子.com 代表 早水 大輔 ―
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