60baf2e5563810f35754971db35cacac_s

建物の老朽化や利便性向上を求めてリフォームをする場合、特に気をつけるべき箇所は、何と言っても水廻り部分、中でもキッチンについては多くの主婦が強くこだわるところでしょう。ここでは、キッチンをリフォームする際に、失敗なく満足した空間に変えるためのポイントをいくつか紹介していきます。

 

システムキッチンにはいくつかタイプがあり、L型やI型など、用途やスペースによって使い勝手が異なります。老朽化のためにリフォームする場合は、スペースに合ったシステムキッチンを宛てがうだけでよいでしょうが、利便性を向上させたいと考えるなら、まずは問題、不満点をいくつか挙げ、工事会社にお願いすべきです。

 

古い、使い辛いという漠然とした理由しか思い浮かばないが、とにかくキッチンを刷新したと考えるなら、「作業効率の向上」と、「掃除のしやすさ」の二点にポイントを絞り、レイアウトや商品を選んでみるとよいでしょう。まず、基本的な要素として、キッチン内で効率的に動くためには、「シンク」と「熱源」、そして「冷蔵庫」を結ぶ動線の距離や範囲が十分かどうかを念頭に置いて考えるべきです。狭かったり、距離が離れていたりすることで、「改悪」となってしまうケースも多いようです。

 

そして「掃除のしやすさ」については、ショールームなどで実物を見て、触れてみることが大事です。最近では、掃除不要のレンジフードや、汚れが付きにくい、人工大理石のシンクなど、衛生面に富んだ商品が増えているので、事前にネットなどで評価・評判を確認しておくことも必要でしょう。

空き家王子.COM 代表 早水 大輔