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特定空き家と特定されてしまう基準は、以下の4つが参考とされます。
1.「そのまま放置すれば、倒壊等著しく、保安上危険となる恐れのある状態」
2.「そのまま放置すれば、著しく衛生上有害となるおそれのある状態」
3.「適切な管理が行われていないことにより、著しく景観を損なっている場合」
4.「その他周辺の生活環境の保全を図る為に放置することが不適切である状態」

 

基本的に、上記4つの状態に該当しなければ、特定空き家として判定されることはほとんどありません。

しかし、空き家が持ち主の住まいと離れた場所にあるなど、マメに管理することが難しい場合は、人知れず突然特定空き家として判定されてしまうなんてことも。
とにかく、空き家の活用や解体を検討されている場合は、一日も早く決断することをおすすめします。
結論を先延ばしにしていると、税金の支払いはもちろん、管理についての行政指導を受ける恐れもあります。
人が住んでいない以上、空き家は定期的に管理することが大切です。
その状況下にない場合は、解体後、更地にして駐車場を経営するなど、経済的な存在価値を高めることで有効な二次使用を考えてみてはいかがでしょうか。

空き家王子.COM 代表 早水 大輔